着るアート、感じる伝統
金澤ネクストトラディション
新・金澤友禅
ネクトラ (金澤ネクストトラディション) がご提案する
世界でただ一つのあなただけの着物物語
加賀友禅の伝統の技と現代のデジタル技法が融合して生まれた、時代を超えた新時代の着物。
“ 一流作家と一緒に話し合い、自分だけの着物を創る!”
非日常なスペシャルな時間
手描きを超えたビジュアル完成度、手に取りやすい価格、シワになりにくく着崩れしない機能性、
、、、しかも洗濯機で洗える!
これら全ては着物離れの原因を克服する力があります。
About us
「変化」は「伝統」の異名!
🔵文化とは、その時々の時代背景や出来事、そこに生きる人々の心情・価値観など、あらゆる事象が複雑に影響し合い花開くものと思います。 偉大な文化はイデア(時空を超越した永遠の理念)を継承しながら人々の心に寄り添い、しなやかに強かに時代のニーズとともに変化・進化し、人から人へ繋がってきたからこそ伝統となり得たのではないでしょうか。
正に、加賀友禅の歴史も時代の影響を受けながら、しなやかで強かな変化の歴史※そのものだったのです。 そして、イデアを忘れない限り、今も "進化" の真っ只中なのです!
「Kanazawa next Tradition」 は 金沢に暮らす、ただ加賀友禅が好きなだけの30代の女性達がそんな想いを胸に声を上げ、立ち上げた唯一無二のプロジェクトです。
今の時代を生きる人に喜んでもらえ、次世代に繋がる着物とは何かー。
私たちは過去の伝統をリスペクトし、イデアを受け継ぎながら、伝統と格式高さを保ちつつ「進化」を次世代に継承する、そんな 、、、
新・金澤友禅 ・ Kanazawa next Tradition、 始動です!
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変化の歴史
決して単純ではなかった真実の加賀友禅の伝統
🔴伝統と格式高さを象徴する加賀友禅。その歴史は、時代の流れに柔軟に対応し、どういうものが人々に喜んでもらえるかという飽くなき探求の歴史であり変化の歴史でした。
その道のりは、約500 年前の無地染め(梅染)のお国染から始まり、室町時代には、辻が花染めの中に部分的に糸目糊置きによる色推しの技術(友禅染めの主要な技術)が使われている。掛け軸、仏画などにも使われていた。
江戸初期には、宮崎友禅斎が絵師として活躍したとされる元禄時代より30年も前に、仙台藩の貝模様友禅染め産衣など立派な友禅染(顔料による色押し)がすでに作られていた。
江戸中期から後期には、京都で作られていた友禅染は全国に流通。元禄の扇面絵師宮崎友禅斎の模様(花尽くし模様)が全国的に流行し、糸目糊置きによる色差し技法が「友禅染め」として定着。全国的に伊達紋などの飾り紋が流行し、江戸後期の加賀紋に顔料彩色の友禅染めが見られる。
明治時代になると、武家文化が終わり全国的に城下町は沈滞の極みにあり、加賀染めは藩政時代の状態を細々と保つのみとなる。
大正時代(大正9年)に初めて銀座の百貨店が、当時の生活様式に沿った新しい着物「訪問着」を発案。金沢で染めた友禅染の着物を「加賀友禅」と命名。この頃ドイツの化学染料が使われ始め染色技術も進化し現在の加賀友禅に至っている。
(出典:「加賀のお国染・友禅と加賀紋」花岡慎一( フジアート出版)
※宮崎友禅斎が金沢へ来て友禅染めを広め加賀友禅を確立したという”物語”も歴史的根拠となるものはありません。扇面絵師友禅斎と加賀友禅に関する文献は一切ありません。 (出典:宮崎友禅斎と友禅染・友禅斎の墓石について/河原田 康史) https://core.ac.uk/download/pdf/230761977.pdf )
※友禅染の創始者と称されているが、その生没年は明らかでなく、その事績も正確なことはわかっていない。文献としてはその著と思われる「和歌物あらかひ」と余情ひいながた」(1692)があり、また1707年(宝永4年)の祇園梶女の歌集「梶の菜集」に落陽画工友禅とある。したがって元禄(1688~1704)前後の京都に居住して扇面の絵や衣装の模様を描き、大いに世間に宣伝された画工であったろうということは想像されるが、これといわゆる友禅染の技術の開発とを結びつけて考えることにはやや無理があるように思われる。(山辺知之元東京国立博物館染織室長)
※名古屋帯、袋帯も大正の開放的な時代のムードが生んだものです。日本の伝統という幻想」 藤井青銅(柏書房)
※着物産業と伝統について、論文・荒木 由希
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jace/17/2/17_5/_pdf/-char/ja
!金澤友禅 洗濯しまーす!
変化と継承
🟣 加賀友禅業界で一番若い作家さんは60歳近く、着物の制作工程に携わる職人さんも後継者がいないという現状に加え、近年の着物離れで業界が財政的に厳しい危機に直面しています。
着物を着る事や加賀友禅が好きな私たちは、このままでは金沢の上質な着物文化が失われてしまうという強い危機感を感じ、自分達にできる事はないかと考えプロジェクトを立ち上げました。主な活動内容はイベント企画やSNSでの発信、他業種とのコラボレーションなどを通じて、次世代に上質な着物文化の魅力を伝えていく事です。
伝統技術とデジタル技術の融合
🔴私たちが推す加賀友禅作家・上坂幸栄さん(上坂さんは、先生と言われることがあまり嬉しくないみたいなので、私たちは "上坂さん" って言っています)は、日展・日本新工芸展入選、ニューヨーク国連本部での個展、ディズニーコラボでの手描き加賀友禅振袖制作や、国民的俳優の手描き友禅着物も手掛ける日本を代表する熟練の加賀友禅作家です。
さらに、世界で唯一最先端のデジタルグラフィック技術を駆使し、手描きを越えるほどの上質な友禅模様を描く最先端デジタルアーティストでもあります。
上坂さんの高度なデジタルデータ作成技術は、国内はもとより世界でも類を見ないとAdobeも絶賛しHPで紹介しています。
(Adobe ユーザー事例 で上坂さんの仕事を動画紹介) https://video.tv.adobe.com/v/22793/ https://www.yukie-uesaka.com/adobe/
県内外、首都圏から上場企業はじめ多くの企業、様々な分野から上坂さんにデザインデータの作成依頼があります。
上坂さんが作る金澤友禅は、着付け師さん、和裁士さん、茶道家や他の友禅作家さんも手描きにしか見えないとの高品質なお着物です。
彼女の着物創作理念は、お客様への真摯な姿勢と日本の伝統芸術へのリスペクト、そしてテクノロジー(デジタル)と伝統技術との融合に焦点を当てています。 (上坂さんの創作理念)
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🟢 加賀友禅業界にIT やデジタルを導入するメリットとして、 後継者育成 があります。従来の手描きに比べ、デジタルアートによる制作工程は、若い世代が興味を持ちやすい分野です。さらに デジタルツールで作られた伝統的和のビジュアル は、長年に渡って劣化なく後世に引き継がれ、かつ時代に合わせて変化し活用され続けます。
ネクトラ(金澤ネクストトラディション)インスタグラム
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広報宣伝窓口 Kanazawa next Tradition 代表 伊藤久美子
mail : Kanazawa.next.tradition@gmail.com
※一緒に活動したい方、随時募集しています。どんなことでも何なりとお問合せください。